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広島県安芸高田市高宮町川根地域内『市道梶矢下川根線』、梶矢橋から香淀大橋間に計画されていました梶矢トンネル(仮称)の安全祈願祭が平成19年6月27日に開催され、弊社を代表とする共同企業体が施工を担当し、工事に着手致しました。
工事中は、地域、市道ご利用の皆様にはご迷惑をおかけすると思いますが、安全確保、工事の安全管理には十分に配慮して工事を行いますので、なにとぞご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
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工 事 名 |
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市町村道梶矢下川根線道路改良工事 (梶矢トンネル(仮称)) |
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場 所 |
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広島県安芸高田市高宮町川根 |
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発 注 者 |
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広島県広島地域事務所建設局 |
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工 期 |
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平成19年3月10日〜平成20年12月26日 |
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工事内容 |
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工事延長 L=650m |
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トンネル延長
明り部延長 |
L=386m(幅員W=5.5m・6.5m)
L=264m(幅員W=6.5m・9.25m) |
・NATM工法 |
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請 負 者 |
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株式会社増岡組・株式会社熊高組共同企業体 |
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職 員 |
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渡邉眞悟・田中伸吾・田川 明・熊高洋一 |
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トンネル工事も坑口の防音扉を設置し、7月中旬より夜間工事を開始しました。
現在、入口部分CV区間(15.5m)を通過し、CU区間(136m)の約66m地点を進行中でありますが、地山状態は若干の湧水が発生しているものの良好であり、このままの状態で推移すると予定より早期の完成になる見込みです。
なお、昼夜間での発破作業により、地域住民の皆様には大変ご迷惑をお掛けしておりますが、安全に早期の完成を目指し努力しておりますので、ご協力をお願い致します。 |
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※平成19年8月2日現在 |
82m/386m |
計画=20% |
実施=22% |
工事計画平面図 |
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トンネル進行状況縦断図 |
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起点側トンネル坑口仮設備図 |
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工事工程表 |
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※交通規制等、変更になる場合があります |
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起点側トンネル坑口全景
【写真左 :送風機/写真中央 :防音扉】 |
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一時覆工完了状況
【写真上 :風管/写真左
:一体型吹付機】 |
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切羽部分施工状況
【写真中央 :ジャンボドリル】 |
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山の神は女神ゆえ、山中に女が入ると嫉妬し、大いなる災いをもたらすからというのが、山やトンネルの場合の女人禁制の理由とされています。
このタブーに果敢に挑戦した女性たちが、石に変えられたという伝説が各地に残っています。
昔は、切羽(採炭や坑道掘進の作業現場)の地盤が崩れるのを丸太と板で受け止めました。これを支保工と呼びます。地盤が緩んで生じた大きな荷重が支保工に伝わると、木が割れたり、軋んだりして音が出ます。この音がトンネル崩壊の前兆「自然からの警報」です。ピュッピュッという割合高い音なので、女性の声に似ています。トンネルの中では多くの作業が行われていて、至る所で音がしていますから、女性の高い声が混じると、自然からの警報を聞き損なう恐れがあります。
このため、切羽や支保工の立っている所には女性を入れないというしきたりができ、それがいつの間にかトンネル女人禁制のような慣習となり、ジンクスになったという事です。 |
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