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お知らせ

2022.12.18

国宝嚴島神社大鳥居 大規模修復工事が完了

世界遺産、嚴島神社大鳥居の大規模修復工事が完了しました。1875年に再建された現在の大鳥居は9代目で、2019年6月に開始した今回の修復は約3年半に及ぶ工事となりました。

東西の主柱修復では、特にシロアリ被害で空洞化していた主柱内部に健全なクスノキによる部材をはめ込む「埋木」の工法を施しました。

さらに今回の大規模修復では、屋根の檜皮葺の葺き替え、神社名を記した扁額の漆の塗り直しに加え、大鳥居全体の塗り直しも行なっています。紫外線による色褪せ対策としては、耐久性の高い化学顔料とアクリル樹脂塗料の重ね塗りを行いました。また文化財への耐震補強を施すよう文化庁からの求めに応じ、構造計算による耐震性の強化を行いました。スーパ-ステンレス製のバンドによる主柱補強、主柱上部には炭素繊維を樹脂で巻き付けての補強を行いました。

ぜひ宮島にお越しいただき、新しくなった嚴島神社大鳥居をご覧下さい!!