TSを用いた出来形管理とは
TS(トータルステーション)を用いた出来形管理は、「設計データ」と
「出来形データ」を3次元座標化し、2つのデータの比較・検証により
現状把握を精密に行うことで、高精度な出来形管理が可能になります。
この技術により当社では、管理の合理化と迅速性、精度の向上を図っています。
作業フロー
-
1
設計データ作成
設計データをパソコンに入力し、3次元データとしてTSにデータを取り込む。
- 設計データ入力
- データ取り込み
データ入力 -
2
現場観測
データ取込されたTSにより出来形点の計測を行う。
- 三次元観測
- 出来形計測
- 監督検査観測
- データ取り込み
出来形計測 -
3
出来形管理
TSから出力されたデータは、パソコン上で設計データと照合される。その較差により、精密な出来形管理を行う。出来形管理表の作成、電子納品を一元化で行う。
- 出来形管理表
- 電子納品
出来形管理表
工事実績
当社では、総合評価簡易型において、施工計画の技術的所見に「TSを用いた出来形管理」を提案し、
それに基づいて施工管理を行っている。