日本伝統建築の修復

御馳走一番館(旧有川邸、朝鮮通信使資料館)

移築復元工事(広島県呉市下蒲刈町 三之瀬「松濤園」内)

明治中期の宮城県の代表的な商家造りである「有川邸」の移築です。屋根が石置き屋根の重厚な建物です。

建物規模

  • 木造二階建
  • 建築面積:521.908m2
  • 延床面積:576.566m2

建物概要

  • 屋根:栗板重葺、いぶし瓦桟瓦葺、切妻
  • 外壁:杉板張り、漆喰塗り
  • 根回:基礎石現し、御影石張り
  • 内壁:杉板張り、土塗壁下地漆喰塗り、土塗壁下地ジュラク塗り
  • 天井:床組現し、杉杢竿縁天井

工事概要

展示室、収蔵庫は新材を使用し、その他は解体部材を使用して復元を行いました。

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