嚴島神社摂社
御山神社 保存修理工事

御山(みやま)神社は嚴島神社の奥宮で、弥山本堂から少し下がった小高い石の上に品字形に一間社流造の本殿三棟が建てられています。平成3年台風19号被災後の再建から約25年ぶりの保存修理です。
工事は平成28年5月から始まり、右殿と左殿の御祭神を中央殿に遷座して先に左右2棟の工事を行い、その後完成した2棟に御祭神を再び遷座し終えてから中央殿の工事にかかり、同年12月に完了しました。

施工前

工事中

こけら葺

板葺きの一種で「こけら=薄い木片」を重ねて敷き詰めた屋根です。小さな薄い板を上下左右に何枚も重ね合わせて屋根を葺くことにより、雨水の浸透を防ぎます。

完了